Vibe Coding Progress ─ takahashi-project

EC運用を
バイブコーディング
自動化する。

ECの出荷・出品まわりを「Claude Codeに日本語で指示するだけ」で動くコードまで作らせた進行録です。Amazonの発送〜伝票印刷(①)Shopeeの出品(③)は完成済み。いまは「認証情報(API鍵)を入れれば本番疎通できる」一歩手前で気持ちよく一時停止しています。コードを書ける必要はありません。各ステップで「何を投げるか」「次に何を打てば進むか」を示します。

案件総数
04
完成コード
02
現在地
認証情報待ち
次の一手
.envに鍵を入れる
Executive Summary

いま、どこまで来たのか。

4案件のうち、現実度の高い①Amazon発送・伝票印刷③Shopee出品はコードが完成。.envを埋めれば即実行できる状態です。ただし正直に言うと、SP-API / Shopee いずれも認証情報が未取得で、実APIへの疎通は一度も行われていません(labels/出力も未生成)。よって①③は実装完了でも status は blocked(認証情報待ち)②Shopee商品選定④POIZON選定は調査メモのみでコードはゼロです。

Status Board

いま何ができて、
何ができていないか。

4案件を「動くもの/動かないもの」で正直に色分け。誇張なく、認証未取得・実API未疎通という事実をそのまま反映しています。

done / 完成・疎通済 partial / 一部 blocked / 認証待ち not started / 未着手
01
blocked

Amazon 発送・伝票印刷

動いている
SP-APIクライアント一式が実装済み。LWAトークン取得+60分キャッシュ、PII操作用RDT自動取得、未発送注文取得、Merchant Fulfillmentでの最安配送選択・発送確定・ラベル取得、Base64+GZIPデコードしてWindowsプリンタ印刷まで。CLI(orders/flow/label)とnpm scripts整備済。2023年以降SigV4不要を前提に正しく実装。
足りない
実APIへの疎通は一度も無し。SP-API認証情報が未取得で .env が存在しない(.env.exampleのみ)。labels/出力も未生成=flow未実行。寸法(20x15x5cm)・重量(500g)はrun.mjs内の仮値ハードコードで商品マスタ連携は未実装。実プリンタ検証なし。
ブロッカー
SP-API認証情報(LWA refresh token等)が未取得。config.mjsのrequired()が例外を投げるため、.envを埋めるまで一切実行できない。
03
blocked

Shopee 出品

動いている
Open Platform API v2クライアント実装済み。HMAC-SHA256署名、店舗認可URL生成、code→access_token交換、media_spaceへの画像アップロード→image_id取得、カテゴリ取得、属性取得、add_item商品登録、CSV行→add_item組立ヘルパ。CLI(auth-url/category/upload/additem)。
足りない
実APIへの疎通なし。認証情報(partner_id/key/shop_id/access_token)が未取得で .env なし。access_tokenは認可フローを実際に通さないと得られないが未実施。カテゴリ取得・画像アップロード・商品登録いずれも未実行。getAttributesはCLI/フロー未配線。
ブロッカー
Shopee Open Platform認証情報が未取得、かつ店舗access_tokenを得る認可フローが未実行。config.mjsのrequired()により .env 未投入では実行不可。
02
not started

Shopee 商品選定

動いている
調査メモのみ(02-shopee-research.md)。データ取得元をA:スクレイピング非推奨/B:Shopee Affiliate API第一候補/C:第三者SaaSで整理。選定ロジック(レビュー≧N/日本直送/S$30以上)自体は容易で、確定後は候補CSV→③add_itemへ直結する方針を記述。
足りない
コードは一切ない。Open Platform Product APIは横断検索に非対応という課題が未解決。Affiliate API(SG)の登録可否、検索系のレスポンス項目(review_count/ship_from/price)の有無が未確認。実装・実データ取得ゼロ。
ブロッカー
他者商品データの取得元が未確定。Shopee Affiliateの登録可否と提供項目の精査が前提条件として未着手。
04
not started

POIZON 選定

動いている
調査メモのみ(04-poizon.md)。公式Open Platformは自社店舗管理向けで他者マーケットデータは対象外と確認。第三者集約サービス(OTAPI等)経由なら月販数・卖家属性を取得しうるが非公式・有料(月$150〜$600)・規約リスクありと整理。総合現実度△、優先度は最後と判断。
足りない
コードゼロ。第三者APIの実データ確認(月销量/卖家国籍フィールドの実在)が無料トライアルで未検証。条件→候補CSVの試作も未着手。着手は①③で利益基盤を作った後の経営判断待ち。
ブロッカー
公式APIでは要件を満たせず、第三者集約APIは有料かつ規約グレー。予算・リスク許容の経営判断と無料トライアルでの実データ確認が未了で着手保留中。
Management Consoles

案件ごとの
管理画面

各案件の操作コンソール。実装済みの操作・認証チェック・実装マップ・次の一手を、案件単位で確認できます。

01blocked

Amazon 発送・伝票印刷

注文取得 → 最安配送選択 → ラベル取得 → 印刷。コード完成・認証情報待ち。

管理画面を開く →
03blocked

Shopee 出品

認可 → カテゴリ → 画像アップロード → add_item登録。コード完成・認証情報待ち。

管理画面を開く →
02not started

Shopee 商品選定

データ取得元の比較 + 選定条件の設計。取得元の確保が前提・未着手。

管理画面を開く →
04not started

POIZON 選定

公式/第三者APIの実現性 + コスト・規約リスク評価。経営判断待ち・保留。

管理画面を開く →
Step by Step

日本語で投げて、
ここまで来た手順。

各ステップに「Claudeが何をしたか」「次に何を打てば進むか」「バイブコーディングのコツ」を整理。コマンドはそのまま投げてOKです。

完了済

課題を言葉のまま投げて整理させる

Claudeがやったこと
「Amazonの発送と伝票印刷、Shopeeの出品、商品選定を自動化したい」という曖昧な要望を、4案件に分解し『現実度』を◎△✕で評価。技術的に堅い①③を先に作り、データ取得が難しい②④は調査メモ先行、という優先順位をREADME冒頭の一覧表に落とし込んだ。
次に進めるには
新しい自動化を始めるときは、整った仕様書を用意せず『うちのEC運用でこういう手作業がつらい。自動化できそうな順に整理して』と日常語で投げてOK。出てきた優先順位表に『①を先に作って』と返すだけで次へ進む。
Vibe Tip
最初から完璧な要件定義をしようとしない。曖昧なまま投げて、AIに分類・優先順位付けさせる方が速い。違和感があれば『④はもっと後でいい』と一言直せばよい。
完了済

プロジェクトの土台を生成させる

Claudeがやったこと
src/config.mjs(.env読み込み・検証)、npm scriptsの雛形、.env.example、READMEとdocsの骨組みを生成。『鍵は会話やログに貼らない』『.envはgit管理しない』というセキュリティ前提もこの段階で組み込み、後から鍵を差し込むだけで動く構造を用意した。
次に進めるには
『この案件を実装する前に、設定ファイルの読み込みと環境変数チェックの土台を先に作って』と指示。すでに土台があるなら『READMEに沿って続きを実装して』でOK。
Vibe Tip
土台を一度作らせると、以降『.envに鍵入れたら動く状態にして』が共通言語になる。毎回ゼロから説明しなくて済む。
完了済

①Amazon 発送〜伝票印刷を実装させる

Claudeがやったこと
Amazon SP-APIクライアント(src/amazon/)を実装。LWA認証、個人情報操作に必要なRDT(制限付きデータトークン)の自動取得、未発送注文取得、配送サービス選択、ラベル取得、labels/への保存、Windowsの印刷verbやZPLプリンタ送出までを通しで作成。
次に進めるには
『READMEの①Amazonを、SP-APIのMerchant Fulfillmentで実装して。注文取得→ラベル取得→印刷まで一通り』と投げる。出来たら下記コマンドで呼べる。
# 未発送注文を取得 / 取得→ラベル→印刷を通しで
npm run amazon:orders
npm run amazon:flow
Vibe Tip
『SigV4って必要?』のような技術不安もそのまま聞いてよい。Claudeが『2023年以降は不要、LWAだけで呼べる』と判断して実装に反映してくれる。根拠を一言添えさせると安心。
完了済

③Shopee 出品自動化を実装させる

Claudeがやったこと
Shopee Open Platformクライアント(src/shopee/)を実装。署名処理、店舗認可URL生成、トークン交換、カテゴリ取得、画像をmedia_spaceにアップロードしてimage_id取得、カテゴリ別必須属性取得、add_itemでの商品登録までを作成。
次に進めるには
『次に③Shopeeの出品を実装して。画像アップロード→image_id→add_itemの流れで』と投げる。『①Amazonと同じ構成で』と添えると統一感が出る。
# 認可URL生成 / カテゴリ取得 / 画像UP / 商品登録
npm run shopee:auth-url
npm run shopee:category
npm run shopee:upload
npm run shopee:additem
Vibe Tip
似た案件は『①と同じ作りで』と指定すると、フォルダ構成やコマンド命名が揃って後で運用しやすい。バラバラに作らせない。
完了済

②Shopee商品選定の取得元を調査させる

Claudeがやったこと
②(レビュー数・日本直送・価格での絞り込み)は選定ロジック自体は簡単だが『他者商品データの取得元』が壁、と特定。スクレイピング/アフィリエイトAPI(第一候補)/第三者SaaSの3案を比較表にし、docs/02-shopee-research.mdにまとめた。結論は『Affiliate APIで必要項目が取れるか先に確認』。
次に進めるには
『②は実装の前に、競合商品データをどこから取るかを調査してメモにして』と投げる。次は『Shopee AffiliateのSG登録可否と、検索APIでreview数・配送元・価格が取れるか調べて』と具体化。
Vibe Tip
実装が怪しい案件は、いきなりコードを書かせず『まず調査メモにして』と切り替える。手戻りを防げる。コードと調査を同じ口調で頼めるのがバイブコーディングの強み。
完了済

④POIZON選定の実現性を裏取り調査

Claudeがやったこと
POIZON(得物)の公式Open Platformは『自社店舗管理向け』で他者マーケットデータは取得対象外、と確認。売れ数・出品者属性での選定は第三者集約API(OTAPI等・月$150〜)なら技術的に可能だが規約グレー・非公式・有料、と整理。docs/04-poizon.mdに記録し『優先度は最後、①③で利益基盤を作った後に小さくPoC』と判断。
次に進めるには
経営判断が要る段階。『④は第三者APIに月額いくらまで出せるか』を決めてから『OTAPIの無料トライアルで月販数と出品者国籍が本当に取れるか検証して』と投げる。判断が固まるまでは保留でよい。
Vibe Tip
『できない/有料』も立派な成果。AIに無理やり実装させず、コストと規約リスクを表にさせて経営判断の材料にする。最後の一手は人間が決める。
完了済

誰でも動かせるよう公開・文書化

Claudeがやったこと
READMEに案件一覧表・セットアップ手順・各コマンドの使い方・ディレクトリ構成・次アクションを整理。認証情報の取得手順をdocs/credentials-setup.mdに3段(開発者登録→アプリ作成→販売者認可)で明文化し、鍵を埋めれば即実行できる状態に仕上げた。
次に進めるには
『他の人が見て動かせるよう、READMEにコマンド一覧とセットアップ手順をまとめて。認証情報の取り方は別ファイルに』と投げる。公開Web化したい場合は『この手順をPagesで公開して』と続けられる。
Vibe Tip
ドキュメントもAIに書かせる。コードを書いた直後に『今やったことをREADMEに反映して』と言うと、記憶が新しいうちに正確な手順書ができる。
認証待ち

認証情報を入れて本番疎通する

Claudeがやったこと
コードは完成しているが、Amazon SP-API(LWAクライアントID/シークレット/refresh token)とShopee(partner_id/key/access token)の鍵が未取得のため、ここで待機。docs/credentials-setup.mdの手順に沿って鍵を.envに入れれば、即疎通できる状態。これが現在地です。
次に進めるには
別ウィンドウでPowerShellを開き、Seller Central / Shopee Open Platformで鍵を取得し.envに記入(値は会話に貼らない)。その後Claudeに下記を頼めば疎通確認まで進む。エラーが出たらメッセージをそのまま貼れば原因を切り分けてくれる。
npm run amazon:orders を実行して結果を見て
Vibe Tip
APIキーやトークンは絶対に会話・チャットに貼らない。鍵の入力は『別ウィンドウのPowerShell』で本人が行い、Claudeには『鍵入れたから実行して』とだけ伝える。失効する鍵(Shopeeは約4時間)は自動更新処理を後から足させる。
これから

実データで動かし運用を自動化する

Claudeがやること(これから)
疎通が取れたら、商品マスタから寸法・重量を供給する処理、Shopeeトークンの自動更新、②の選定結果CSVを③のadd_itemへ流し込む連携、定期実行(スケジューリング)などを実装し、日次で回る運用へ仕上げる。
次に進めるには
『amazon:flowの寸法・重量を仮値じゃなく商品マスタから取るようにして』『Shopeeのaccess tokenを自動更新する処理を足して』『②の候補CSVを③のadd_itemに流す連携を作って』と一つずつ投げる。最後に『これを毎朝自動で回す形にして』で運用化。
Vibe Tip
自動化は一気に頼まず、疎通→1件手動実行→定期実行、と段階を踏む。各段で『まず1件だけ試して』と言うと事故りにくい。動いたら少しずつ範囲を広げる。
Next Move

次の一手は、
ただ一つ。

いまの到達点 ─ ①Amazon発送〜伝票印刷と③Shopee出品は『鍵を入れれば動く』完成コードまで到達し、②④はやるべきか/有料で踏み込むかの判断材料(調査メモ)が揃っています。プロジェクト全体は『認証情報待ち』で気持ちよく一時停止している状態です。

次の一手はただ一つ ─ docs/credentials-setup.mdに沿って、別ウィンドウのPowerShellで①③の鍵を取得し.envに入れること(値は会話に貼らない)。その後Claudeに『npm run amazon:orders を実行して』と投げれば、初めて本番データが動き出します。

Step 1

別ウィンドウでPowerShellを開き、Seller Central と Shopee Open Platform で鍵を取得する。

Step 2

取得した鍵を .env に記入。値はチャットに貼らず、本人がローカルで入力する。

Step 3

Claudeに「鍵入れたから実行して」と伝えるだけ。疎通確認まで自動で進む。

# 別ウィンドウのPowerShellで鍵を取得→.envに記入後
npm run amazon:orders   # Amazon 未発送注文の疎通確認
npm run shopee:category # Shopee カテゴリ取得の疎通確認

そこから先(寸法のマスタ連携・トークン自動更新・定期実行)は、また日本語で一つずつ投げれば組み上がります。
関連ファイル: README.md / docs/credentials-setup.md / docs/02-shopee-research.md / docs/04-poizon.md